よくみられる股関節、膝、足の痛み
変形性股関節症、股関節唇損傷、仙腸関節障害、腰椎椎間板ヘルニア、変形性膝関節症、半月板損傷、変形性足関節症、など
変形性膝関節症
加齢などの影響で膝関節の軟骨が擦り減り、骨と骨がぶつかるようになることで痛みが起こります。
症状
- 典型的な症状
- 立ち上がる時、歩行開始時の膝の痛み
- まぎらわしい症状
- 膝周囲の痛みは、腰椎椎間板ヘルニアによる痛みの場合もあり、症状や画像を慎重に確認する必要があります。また、膝の注射や、神経ブロック療法を行うことで、原因を確認することも可能です。
治療
- 薬物療法
- 基本的には局所に炎症が起きているため、ボルタレンやロキソニンなどの痛み止めが有効です。しかし、一部神経障害性疼痛の痛みも混在していると言われており、デュロキセチンというお薬も使用されることがあります。それでも痛みが強い場合には、トラマール製剤を使用していきます。
- リハビリテーション
- 変形性膝関節症で、まずは取り組むべき治療がリハビリテーションです。膝の伸展制限を改善させてあげることや、太ももの筋肉の強化、また体重の管理などが重要であるため、理学療法士の指導のもとご自宅でも積極的に取り組んで頂きます。
- 神経ブロック療法
- 変形性膝関節症に対しては、リハビリテーションや手術療法が優先されます。しかし、ご高齢で手術ができない場合や、手術しても痛みが改善しない場合には、膝関節を支配する伏在神経をターゲットにパルス高周波法や高周波熱凝固法などの特殊治療を屈指し痛みの緩和を目指します。
- 手術
- 薬物療法やリハビリテーションで痛みが軽減せず、日常生活に大きな支障がある場合には、人工膝関節置換術などの手術療法が検討されます。
変形性膝関節症の方へ
何か原因があり、それに伴って起こる頭痛です。危険な頭痛もこの中に含まれるますが、それ以外にも様々な要因で頭痛が起こり、原因に対して介入することが重要です。
- 知ってもらいたいこと
- まずは、慎重に診断をする必要があります。原因が他にある場合もあります。
適切なリハビリテーションを行うことが最重要です。
- 当院での治療
- リハビリテーションをメインで行います。痛みでリハビリテーションが難しい場合には、関節内注射や神経ブロック療法も併用しつつ、リハビリテーションを継続していきます。手術療法が必要な場合には専門機関へ紹介させていただきます。