胸、背中、お腹の痛み | 津痛みのクリニック（ペインクリニック・リハビリテーション）

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三重県津市久居明神町字風早2070番2　
近鉄名古屋線久居駅～車で5分

059-271-7170

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胸、背中、お腹の痛み

胸、背中の痛み

胸痛・背中痛

原因となる病気

心筋梗塞などの心疾患
大動脈解離
膵癌などの悪性腫瘍
圧迫骨折
癌の脊椎や骨転移　など

危険な頭痛を疑うポイント

突然の胸の重苦しさ
体重が急に減っている
突然、または転倒などで痛みが出た

よくみられる胸、背中の痛み

肋間神経痛、帯状疱疹、胸椎椎間板ヘルニア、遷延性術後痛　など

遷延性術後痛

乳癌や肺癌などの手術後に傷の部分や、その周辺に痛みが持続し、日常生活に支障を来たすことがあります。主に手術によって神経に何かしらの影響があり、神経痛を起こす原因となります。乳癌術後で多いのは、胸から脇、腕に痺れと痛みが出現し、その影響で肩の動きが悪くなることがあります。肺癌術後の場合には、手術の時にできた傷周囲の肋骨に沿って神経痛を引き起こすことがあります。

症状

典型的な症状

手術後から持続する、ピリピリした痛み
手術後から持続する、重だるい痛み

まぎらわしい症状: ピリピリや重だるい痛みではあるが、手術直後はなかったはずなのに徐々に出てきた、または増悪している。このような場合には、癌の再発による痛みの可能性がありますので、適切な検査を行って確認をしていく必要があります。

治療

薬物療法: 手術から数ヶ月以降になると、炎症は無くなっているため、ロキソニンなどの炎症を抑える薬の効果は弱くなります。原因としては手術時の神経障害の可能性が高いため、神経障害性疼痛に対する治療薬（プレガバリン、ミロガバリン、アミトリプチリン、デュロキセチンなど）を使用します。

リハビリテーション: 特に乳癌術後の痛みが強い患者様は、肩を動かさないようになり、肩関節の動きが悪くなっていきます。すると、それが次の痛みを作ってしまう可能性があります。痛みを早めに和らげながら、リハビリテーションの介入をすることが重要です。

神経ブロック療法: 原因となっている神経、またはその神経の根本(神経根)に局所麻酔薬やステロイドを用いて神経ブロック療法を行います。ただ、一時的にしか効果を得られない場合が多いため、パルス高周波法を併用することで、効果が長く続きます。神経ブロック療法を行うことで早めに痛みを軽減し、リハビリテーションを開始できるように、さらに日常生活へ戻れるようにサポートしていきます。

遷延性術後痛の方へ

知ってもらいたいこと: 痛みは、長く続けば続くほど治りにくくなる傾向にあります。また、神経ブロック療法やパルス高周波法も早めに行ったほうが効果が得られます。そのため、手術の後に痛みが少しでも長引きそうな場合には、早めにご相談ください。

当院での治療: 原因は神経だけではなく様々なことが関連している場合が多く慎重に診察をさせていただきます。その上で、主に神経の損傷による痛みであると判断した場合には、早めに神経根ブロック療法などにパルス高周波法を併用していきます。また、痛みがあることで、肩の動きが悪くなっていたり、姿勢が悪くなっているような場合には、神経ブロック療法や飲み薬で痛みを取りつつ、リハビリテーションを並行して行っていきます。

お腹の痛み

危険なお腹の痛み

原因となる病気

腸閉塞、大腸穿孔　などの急性腹症
心筋梗塞
大動脈瘤　など

危険な痛みを疑うポイント

激しい腹痛
冷や汗、意識がもうろうとしている
お腹の筋肉が硬くなっている

このような症状、突然発症した腹痛などに関しては、初めから専門機関に受診することをお勧めします。

ペインクリニックで扱うお腹の痛み

前皮神経絞扼症候群、帯状疱疹、胸椎椎間板ヘルニア、遷延性術後痛　など

前皮神経絞扼症候群

背骨から出てきた神経は脇腹を経由しお腹の真ん中付近までくると、腹筋を内側から外側に貫くように表面に出てきます。この腹筋の部分で神経が締め付けられることで、お腹の痛みが出ることがあります。

症状

典型的な症状

左右どちらか片側の痛み
お腹に力を入れると痛みが強くなる

紛らわしい症状: 急に痛くなることもあるため、虫垂炎などの急性腹症と見分けがつきにくいことがあります。

治療

薬物療法: 神経による痛みのため、神経障害性疼痛に対する治療薬（プレガバリン、ミロガバリン、アミトリプチリン、デュロキセチンなど）を使用します。また、筋肉の緊張が強いことも原因になっているため、筋弛緩剤(ミオナール、テルネリン、リンラキサーなど)も使用することがあります。

リハビリテーション: 腹筋のやりすぎで発症したりすることもあり、腹筋が関与する病気であり、姿勢やトレーニングの方法、ストレッチの仕方などリハビリテーションを通して学んで頂くことが大切です。

神経ブロック療法: 神経が締め付けられている部分にトリガーポイント注射や神経ブロック療法を行うことで痛みが和らぎます。経過が短い場合には、一度の神経ブロック療法で改善してしまうこともあります。効果が持続しない場合にはパルス高周波法などを併用することもあります。

手術: この疾患は画像などで確認ができる病気ではなく、症状や診察所見、神経ブロック療法などの効果から診断をしていきます。確実に診断ができており、なおかつ、なかなか治らない場合には、神経が締め付けられている部分を解除するような手術を行う場合もあります。

前皮神経絞扼症候群の方へ

知ってもらいたいこと: 救急外来を受診する腹痛患者様の数%に、この病気の人がいるという報告があり、意外と身近な病気です。
お腹が痛いけど、検査しても問題ないと言われる場合には、この病気かもしれません。

当院での治療: 上記で記載した薬物療法とともに、腹部に対してトリガーポイント注射や腹直筋鞘ブロック、腹部に行く神経に対して、傍脊柱神経ブロックや神経根ブロックなどを試させてもらいます。効果が乏しい場合には、パルス高周波法を用いて、より効果が持続することを期待します。また、日常生活の中に何か問題がないかなどの評価を行いながら、適宜リハビリテーションの介入もさせていただきます。

津痛みのクリニック　概要

院長	濵口孝幸
スタッフ	8名
標榜科目	ペインクリニック外科　リハビリテーション科
所属・資格	日本ペインクリニック学会認定　ペインクリニック専門医日本麻酔科学会認定　麻酔科専門医・麻酔科指導医日本頭痛学会　　日本骨粗しょう学会
住所	〒514-1101　三重県津市久居明神町字風早2070番2 （近鉄名古屋線久居駅から車で５分）
電話	059-271-7170
FAX	059-271-7180
連携医療機関	三重中央医療センター三重大学医学部附属病院松阪中央総合病院鈴鹿回生病院鈴鹿中央総合病院済生会松阪総合病院

診療時間

診療受付時間	月	火	水	木	金	土	日・祝
09:00－12:30	●	●	●	●	●	●	休
14:30ー18:00	●	●	●	-	●	-	休

※休診日木曜日午後、土曜日午後、日曜日、祝日

初めて受診される方・処置をご希望の方は、午前は11時30分、午後は17時00分までにご来院ください。
他院からご紹介の方は、紹介状やレントゲン･MRI等の画像がありましたら、ご来院の際にお持ちください。
お支払いは、現金、クレジットカード、電子マネー、交通系ICカードが使用いただけます。
当院は予約制となっております。予約時間は来院時間を調整するものであり、診療時間を確約するものではないことをあらかじめご理解ください。
予約なしで直接ご来院の方は、予約患者様を優先して診察いたしますので、待ち時間が長くなる可能性がございますが、ご理解の程よろしくお願い致します。

院内掲示

一般名処方加算

薬剤の商品名ではなく有効成分を記載した一般名にて処方箋を発行します。特定の医薬品の供給が不足した場合でも、必要な医薬品の提供が受けやすくなります。

医療情報取得加算

マイナンバーカードでのオンライン資格確認により受診歴、薬剤情報、特定健診の情報等を取得し活用して診療を行います。

明細書等発行加算

当院では医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進する観点から、領収書発行の際に明細書を発行しています。発行を希望されない方は受付へその旨をお申し出ください。

夜間早朝等加算

土曜日の12時00分以降に受付（予約受診を含む）をされた場合、厚生労働省の定めた診療報酬点数に基づき、夜間早朝等加算50点を加算いたします。

医療ＤＸ推進体制整備加算

下記の通り対応を行う予定となっています。

（1）オンライン請求を行っています
（2）オンライン資格確認を行う体制を有しております
（3）電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧または活用できる体制を有しております
（4）電子処方箋を発行する体制を今後導入予定としています
（5）電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を今後導入予定としています
（6）マイナンバーカードの保険証利用の使用において、ポスター掲示・声かけを行っています

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